クラフトでのアルコール
★クラフトでアルコールを使う場合★
精油を溶かそうと思うと無水エタノールもしくはオーガニックエタノール(96%濃度)で精油を溶かしてから、
水溶性の素材と混ぜ合わせます。
では消毒用エタノールはどうでしょうか?
66%~70%位のエタノール濃度のものが販売されています。
これでも精油はとけるのでしょうか?
薬局で販売されている消毒用エタノールはエタノールと水以外の成分が含まれることが
多いため、アロマには不向きです。
そんな中面白い存在がコロナの時代だから許されたClear Streamです。
アルコール度数が66%で他は水になります。
(コロナ禍での酒税法の特別措置で非飲料扱いで消毒用エタノールを販売していいというものです。)
そのため、精油は無水エタノールやオーガニックエタノールに比べてあまり溶けません。
特にリモネンなどの疎水性のある精油グループは溶けにくい傾向にあります。
性質として水溶性ものは溶けやすい傾向があるので、ハーブウォーターを使ったクラフトや
飲用されないチンキを作る際のアルコールとしては焼酎やウォッカに比べて度数が高いので有効です。