精油とハーブウォーターの比率
エッセンシャルオイル(精油)は水蒸気蒸留法という形で生成されます。
釜の中に植物と水を入れ、加熱して、水蒸気を発生させ、その蒸留水を冷やして精油と
ハーブウォーターが作られます。
ラベンダー160kgから1kgの精油。同様に1kgの精油を得るためにジャスミンなら花1000kg。
バラなら花弁5t。レモンなら1000個分の皮が必要だそうです。
これらの数字は本を読むと割とよく出てくる数字です。
今日の驚きはアロマの先生からの情報です。蒸留釜を持ってる先生が実際にスペアミントから
精油をとった経験上で
400mlのハーブウォーターに対して1滴の精油がとれる位の比率らしい。
よくあるハーブウォーターは1本で200ml位なので2本分のハーブウォーターに対して
1滴の精油ということになる。この量は驚きでした。というのも水蒸気蒸留法の概念図を見るとできた蒸留水の2割が精油で8割がハーブウォーターだと思っていたからです。
精油1滴は0.05mlと言われるので計算してみると
実に
精油0.02%に対してハーブウォーター99.98%という比率です。